バリデーションは人を幸せにします。
やさしさと思いやりを育むバリデーションは、介護をこえてまわりの人を幸せにします。
公認日本バリデーション協会 代表
篠崎 人理
「バリデーション」をご存知でしょうか。
残念なことにまだ日本では十分に知られていません。
バリデーションとは、カウンセリングやセラピーのような、コミュニケーションの考え方のひとつです。
アメリカのソーシャルワーカーであるナオミ・フェイルさんが提唱し実践してこられました。
バリデーションという単語の本来の意味は「批准」、「確認」などと訳されますが、認知症の方とのコミュニケーションとしてのバリデーションとは認知症の方の考え、思い、感情を聴き入れ、理解し、共感することから始まる人間関係と言えます。
私たちは、きのこエスポアール病院の開設以来、医療と介護の双璧でここまで歩んで参りましたが、その介護はバリデーションによって今があると言っても過言ではありません。
私たちの活動のすべてがバリデーションの考え方の上にあるのです。認知症の方との生活の一つひとつにどのように活かされているのかを、ぜひお伝えしたいと思います。
このホームページや各書籍などもご参考にしていただき、
やさしさと思いやりを育むバリデーションを知ってください。
認知症の方も、ご家族も、そして私たち介護に携わる人も、
介護をこえてまわりの人と幸せになって戴きたいと思います。
公認日本バリデーション協会Authorized Validation Organization Japan
のホームページもご覧ください。